１年を通して狙えるエリアですが、メインの釣期は梅雨前から初秋までです。ダムの擁壁近くに約４ｍ四方のコンクリの構造物があり、通称“トウフ”と呼ばれ１級ポイントとなっています。その左手には昔、農作物の運搬に使われたと思われるレールが残っており、見落としがちですがよいポイントです。さらに左手にはダム管理用のボートが格納されている小屋があり、そこから湖に向かってスロープが伸びており、その左右で５０上の実績があります。ボート小屋は、コンクリの擁壁の上に建てられていますが、そこをステージと呼んでおり、この前も５０上ポイントです。そのステージから橋下のマンホールまでの間も、５０上の実績がある。
対岸は、夏場人気の１番〜３番が有り型物が狙えます。減水時は、ダム擁壁側に台地が現われ、そこから竿を出す事が可能です。満員時は、３番とブイを挟んで４番まで入釣する事があります。対岸上方には、国木原ゴルフ場が在り、ダムゲートの上を車で渡る事が出来ますが、信号の無い交互通行なので、注意が必要です。
ダムサイトから最初の橋を渡った所が“みかん（はっさく）畑”のポイント。下手の橋下から上手の橋下までポイントですが、水位により大分様子が変わります。１番人気は、岬（先端）ですが、ゴミ除けフロートが流されて、竿を出す方向によっては、釣りにならない事もあります。下手の橋下は正面に、沈下島に続く道があり、水深がないので、やや左手を向いて竿を出すのが正解。岬（先端）から左側（上手）の満水時は大量のゴミの為、ゴミ除けがないと釣りになりませんが、５０上実績ポイントでもあります。
沈下島は、減水時に顔を出す１級ポイントでしたが、２００９年秋の工事以降削り取られ、台地となりました。しかし、減水して渡れる様になれば、竿出し可能です。
過去何度か、地元農家の方やダム管理者との間でトラブルが発生し、釣り禁止になりかけています。農作業の邪魔になる駐車をしたり、畑内にゴミを残したり、作物を踏んだり、ダムの構造物を壊したり、マナーに反する行為の無い様にお願いします。釣りをさせていただいている立場である事を、忘れない様にしましょう。
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